- 教員でもできる副業のリアルな例
- 許可が必要なもの・申請の注意点
- グレーにならない工夫と始め方のヒント
目次
教員の副業、原則禁止だけど実は“できること”もある
「教員の副業は禁止」と言われがちですが、実は“始められる副業”も存在します。
しかもそれは、特別なスキルがなくても、今の自分の経験を活かすことでできるものばかりです。
この記事では、教員という立場でも比較的安全に始めやすい副業を7つご紹介します。
合法的に許可されやすいものから、ちょっとグレーだけど現実的なものまで、
私自身の体験もまじえながら、実例ベースでお伝えします。
教員でも安全に始められる副業7選
1. 教材販売|教員の経験をそのまま活かせる副業
noteやBOOTHなどで、授業や支援で使っていた教材をPDFなどで販売。
プリント、スライド、シール貼り教材など、自分の工夫が“誰かの助け”になる副業です。
注意点: 著作権のある素材や学校・児童の個人情報には細心の注意を。
2. 教育系の書籍・記事執筆|知見がそのまま価値になる
Webメディア寄稿や、教育書の執筆など。
自分の実践や考えをまとめることで、社会貢献にもつながります。
ポイント: 営利色を抑えて「教育の普及」の文脈にのせることが大切です。
3. 講演活動|経験を伝えることで誰かの役に立つ
子育て支援講座や新人教員向けの研修講師など。
社会的意義のある講演は許可が出やすく、やりがいも十分。
事例: PTA主催の講演/他校でのキャリア講話 など
4. オンライン家庭教師
自治体によっては地域支援・学力補充の一環として許可される場合もあり。
勤務時間外で、無理なく取り組める副業の一つです。
5. 地域イベント・出前授業の講師|“教育目的”なら通ることも
地域の子ども支援イベントや出前授業での登壇などは、
「教育活動の延長」として申請が通りやすい副業です。
6. 教育系YouTube・SNS発信|収益化に注意しながら発信を
授業ネタや教育アイデアを発信する先生が増えています。
個人や所属を出さなければリスクはかなり低め。
注意点: 公開範囲や内容には十分配慮を。
7. 大学や教員研修の非常勤講師|専門性が活かせる高単価副業
教育大や教育委員会に呼ばれて講義・研修を行うケースも。
経験や専門性がある教員なら、実現可能性は高いです。
【教員向け副業7選|想定単価まとめ】
副業内容 | 相場・単価 | 備考 |
教材販売 | 300円〜3,000円/点 | note・BOOTHなど。1教材100円台も多い。セット販売で高単価も可。 |
教育系の書籍・記事執筆 | 5,000〜20,000円/本印税型:5〜10% | 寄稿は1本あたりの報酬、商業出版は印税収入。 |
講演活動 | 5,000〜30,000円/1回(60〜90分) | PTA講演は5,000円〜、教育機関や団体なら2〜3万円も。 |
オンライン家庭教師 | 2,000〜4,000円/60分 | 大手サービスを通すと手数料あり。個人契約は高単価も可。 |
地域イベント・出前授業 | 無償〜10,000円/回 | 公共系は無償のことも多いが、補助金で謝礼が出ることも。 |
教育系YouTube・SNS | 0〜数万円/月(収益化後) | 広告収入:月1万再生=約1,000〜3,000円が目安。 |
非常勤講師(大学・研修) | 5,000〜20,000円/回(60〜90分) | 教員研修や大学講義など。交通費込みの場合も多い。 |
まとめ:教員にも“できる副業”はちゃんとある
副業=NGと思われがちな教員ですが、実際にはルールの中で始められる副業はたくさんあります。
自分の得意や経験を活かしながら、社会に価値を届けられる働き方が、ちゃんと存在しているんです。
大切なのは、「禁止だからやらない」ではなく、
「どうすればできるか」を知っておくこと。
小さくても、自分の力で“誰かの役に立つ”経験をしてみる。
その一歩が、働き方や心の余裕に大きな影響を与えてくれるかもしれません。
副業の申請方法を知りたい方はこちら↓

【あとがき】
このブログでは、「教員でも、自分らしく生きたい人」に向けて、
働き方・副業・心の余白について発信しています。
他の記事も、ぜひのぞいてみてくださいね。
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