- 教員が定時退勤できない理由と職場の空気感
- 忙しい中でも定時で帰るための小さな工夫5つ
- 定時退勤を目指すときに感じた罪悪感や心の変化
- 明日からできる、ちょっと勇気の出るマインドセット
目次
教員にとって「定時退勤」は、ただの時間じゃない
「教員の働き方改革が必要」と言われて久しいけれど、
現場にいると正直こう思いませんか?
「定時で帰るとか、現実的じゃないよ」
「部活もあるし、準備もあるし、帰れるわけがない」
「帰ったら“やる気ない先生”って思われそう…」
私もずっとそうでした。
教員8年目になるまで、「定時退勤」なんて遠い世界の話だと思ってました。
でも、ある日ふとしたきっかけで、「少しでも早く帰る努力」を始めたんです。
完璧に定時で帰れるようになったわけじゃないけれど、
ほんの少し働き方を変えるだけで、心が軽くなる感覚を味わうことができました。
この記事では、そんな私が定時退勤チャレンジで最初にやった5つのことをお伝えします。
教員が定時退勤するためにやった5つのこと
① あえて予定を入れる
「帰れたら帰る」じゃなくて、
「帰らなきゃいけない理由」をあえて先に作りました。
・美容院の予約を17:30に入れる
・カフェに行く予定を立てる
・夜にドラマをリアルタイムで観る日を決めておく
そうすることで、“仕事が終わったから帰る”じゃなくて、
“帰るから仕事を終わらせる”という流れが作れたんです。
② 帰る時間を宣言してしまう
「今日は18時に帰ります」
これを、ポロッとでも誰かに言っておくようにしました。
誰に向かってでもいい。
“帰る”と自分で言葉にすることで、変な後ろめたさが薄れた気がします。
最初はビクビクしてたけど、
案外「へぇ〜そうなんだ」で終わることも多くて拍子抜けでした。
③ 今日中に終わらせないと決める
書類、プリント、準備物——
全部今日中に片づけるのをやめました。
「ここまでできたらOK」って線引きをするだけで、
だいぶ心がラクになりました。
明日でも大丈夫な仕事は、明日にする。
それだけで“今日の仕事”と“自分の生活”をちゃんと分けられるようになったんです。
④ 退勤後の「楽しみ」を1つ用意する
何かひとつ、小さな楽しみがあるだけで、
帰る理由が生まれます。
・お気に入りのスイーツを買って帰る
・YouTubeのチャンネル更新を楽しみにする
・夜に10分だけストレッチする
“自分の時間がちゃんとある”って感覚は、
思っている以上に気持ちを立て直してくれます。
⑤ 「帰っていい」と自分に言う
誰よりも「帰っちゃダメ」と思ってたのは、
実は自分だったかもしれない。
だからこそ、自分が自分に「もう帰っていいよ」って言うことが、
一番大きな一歩でした。
“誰も許してくれなくても、自分くらいは味方でいよう”
そう思えるようになったとき、定時退勤が現実のものになっていきました。
あとがき|働きすぎてしまう教員に、少しだけ届きますように
教員の働き方改革って、制度だけじゃなくて、
「心の持ち方」や「日々の選択」にも関係してると思っています。
この記事で紹介したのは、どれもほんの小さな行動ばかり。
でも、その小さな積み重ねが、確実に私の心を軽くしてくれました。
「今のままで大丈夫?」ってどこかで思っている方に、
「まずはこの1つだけやってみようかな」って思ってもらえたらうれしいです。
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