教員の働き方改革に効いた秘密道具5選 〜8年目で見つけた、がんばらなくても整う仕組み〜

働き方をゆるめるヒント
この記事でわかること
  • 教員の働き方を“仕組み”で整えるための5つの道具
  • タイムタイマーやiPadなど、実際に使って効果を感じたアイテム
  • 職員室でも集中できる工夫・副業の第一歩・心を整える癒やしグッズ
  • 「がんばりすぎない働き方」を支えるツールのリアル体験

働き方を整えたきっかけ

「働き方を見直したい」

そう思ったとき、最初に悩んだのが——

「何をどう変えたらいいのか、わからない」ということでした。

自分の時間がない、いつもバタバタしている、休んでも休んだ気がしない。

でも、気合でどうにかするにはもう限界があって——

そんな私を少しずつ変えてくれたのが、“道具”の力でした。

決して無駄なものでも、特別な知識が必要なものでもない。

でも、「これあるだけでちょっと楽かも」と思えるアイテムたち。

がんばり方を変えたというより、“がんばらなくても整う仕組み”をくれたのが、この道具たちでした。

この記事では、教員8年目の私が「もう手放せない!」と思った

働き方改革に効いた秘密道具5選をご紹介します。

道具1|時間の見える化:「タイムタイマー」

「集中力が続かない」

「あと何分あるのかわからなくて落ち着かない」

そんなときに出会って衝撃を受けたのがタイムタイマーでした。

私は職員室の自分の机に置いて、

朝の準備や放課後の片付け、5〜10分の集中作業に使っています。

● タイムタイマーを使って変わったこと
  • 「とりあえず手をつける」ができるようになった
  • 色で時間が“見える”ことで、焦りや中断が減った
  • 時間を区切る癖がついて、仕事にメリハリが出た

子どもたちにも、自分にも使える“最初の改革アイテム”でした。

道具2|タスク整理・教材づくり・自己投資まで:iPad

もともと紙派だった私が、完全に考えを変えたのがiPad。

今では、校務・教材・副業・勉強…ほとんどすべてをこれで管理しています。

● 私のiPad活用法
  • GoodNotes:会議記録・行事準備・アイデアメモ
  • Googleカレンダー&ToDo:予定とやることの整理
  • Canva:教材・プリント・SNS投稿の作成
  • 副業ライティングやメモにも大活躍

「どこでも仕事できる=自由が増える」

効率だけじゃなく、心の余白をくれる存在になりました。

特にGoodNotesは最高です。書類で机が溢れることがなくなりました。

私の職員机はパソコンのみです。

また、書類を探す時間もグッと減りましたね。

道具3|集中スイッチをONにする味方:AirPods Pro

職員室って、とにかく「音」に囲まれてるんですよね。

そんな中で集中したいときに頼りになるのが、AirPods Pro。

● なぜAirPods Pro?
  • ノイズキャンセリングで“静寂”をつくれる
  • 音楽なしでも、周囲の雑音をやわらげられる
  • 片耳だけでも快適。人の声は聞こえるから使いやすい

私は環境音を流して、集中スイッチを入れる時間をつくっています。

仕事と気持ちを切り替える“ひとつの習慣”です。

道具4|外の世界とつながる副業の入口:Lancers(ランサーズ)

「この働き方、いつまで続けられるんだろう?」

そんな不安がきっかけで、私はLancers(ランサーズ)に登録しました。

最初は、母の知人が請けたライティング案件を私が代筆する形。

報酬は低くても、「自分でお金を稼げた」体験は本当に大きかったです。

● Lancersで変わった視点
  • 自分の“文章力”が収入になる驚き
  • 教員の経験が活きるテーマも多数
  • 応募・納品・報酬管理が全部オンラインで完結

「教員しかできないと思ってた私」が、

教員“以外”の働き方を知るきっかけになりました。

道具5|心を甘やかす存在:こうぺんちゃんの一言グッズ

最後に紹介するのは、効率化でも業務改善でもなく、癒やしの存在。

それが、私のデスクにいつもいるこうぺんちゃんです。

「出勤してえら〜い」

「今日もちゃんとここにいてすごい」

そんな何気ない一言に、何度も救われてきました。

● 効果
  • 朝しんどいとき
  • 帰り道にぐったりしたとき
  • 思い通りにいかない日

目に入るその言葉に、“まるごと肯定される”安心感があります。

仕事を支える道具と同じくらい、こういう癒やしも本当に大事です。

まとめ|“がんばりすぎない仕組み”を味方にする

働き方改革って、「職場が変わらないと意味がない」と思っていたけど、

実は自分で変えられるところも、ちゃんとある。

  • 時間の管理
  • 頭の整理
  • 集中する環境
  • 外の収入源
  • 心の支え

どれも、道具の力でちょっとずつ変えられることばかりです。

「頑張らないと回らない」じゃなく、

「頑張らなくても回る仕組み」を、道具の力で整えていく。

その積み重ねが、私にとっての「がんばりすぎない働き方改革」でした。

◆あとがき

もし今、あなたが「毎日しんどいな」「このままでいいのかな」と思っているなら、

それは“あなたのせい”じゃありません。

ちょっとだけ自分の働き方に合った「道具」を選んで、

“がんばり方”を変えてみる。

それだけで、気持ちも仕事も少しずつ整っていきます。

「全部がんばらなくてもいい」

そう思える人が、もっと増えてほしいなと思っています。

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