- 教員の副業ルールを守りながら始められるグレーな方法
- 実際に私が体験した“副業っぽい仕事”の具体例
- 教員としてのスキルが活きた瞬間
- 副業への第一歩は、実はすでに身近にあるという気づき
目次
副業グレーゾーンって実際どう?
前回の記事では、「教員の副業は禁止だけど、家業の手伝いという形でグレーゾーンから始めてみた話」を書きました。
ありがたいことに多くの方から共感や反響をいただき、「実際に何をやったの?」という声も届きました。
今回は、私が実際に取り組んだ“副業的なこと”の中身を、具体的に紹介してみます。
もちろん、どれも「報酬なし」「家業の手伝い」という範囲内で取り組んだものです。
教員の私がやってみた“副業”5選
①WEBライター(母の受けた案件の“下書き屋さん”)
母が受けたWEB記事のライティング案件を、下請け的に手伝いました。
私はテーマに沿って下書きを作成し、母が最終調整して納品するという流れ。
内容は「暮らしの工夫」「レシピ紹介」「ネットニュースの執筆」など。
文章の構成力や、読者目線での書き方は教員経験が活きた部分です。
②データ入力(Excelを使った業務補助)
顧客管理表や発注履歴などをまとめる作業を担当しました。
成績処理や事務作業に慣れていたため、特に違和感なく対応できました。
③SNS運用(投稿文+Canvaでの画像制作)
Instagram用に投稿文を考えたり、Canvaで画像をデザインしたり。
「伝わる言葉」「共感を呼ぶタイトル」を意識する感覚は、保護者へのプリント作成にも通じるスキルだと実感。
④ポイ活(スキマ時間の副収入)
アンケートに回答したり、無料モニターに参加してポイントを集める活動も。
報酬は小さいけれど、「お金以外の収穫」がある感覚があり、モチベーションにもなりました。
⑤ブログ(自分の考えを“発信”する副業的な場)
まさにこのブログのことです。
収益化はしていませんが、「文章を書く」「人に伝える」という経験を積める場所として、
“教員としての副業力”を育てている感覚があります。
やってみて気づいた、教員スキルの強み
■ 文章力はそのまま“書く仕事”に使える
- わかりやすく伝える力
- 論理的に構成を組み立てる力
- 読み手の立場を想像する力
これらは、学年通信や連絡文書を日常的に書いているからこそ、自然に身についていたものでした。
■ 情報整理・事務力も強みになる
- 表作成や分類作業
- タスクの段取り力
- 正確に、効率よく処理する感覚
学校の裏方仕事で鍛えられたこの力は、副業的なタスク処理にも直結しました。
■ 言葉選びと共感力は“発信力”になる
- SNS投稿の温度感
- 読者を惹きつける言葉
- 「相手目線」で表現を考える癖
毎日人と接しているからこそ、共感される文章を自然に書ける力が育っていたんだと感じました。
まとめ:教員にも、できる副業のかたちがある
副業と聞くと、「特別なスキルがないと無理」「バレたら怖い」と思いがちです。
でも実は、教員としてすでに持っている力の中に、“副業になる種”が眠っているのだと実感しました。
大事なのは、いきなりお金を稼ごうとすることではなく、
「自分には何ができるか」「どういう形なら始められるか」を知ること。
教員だから副業はできない、ではなく
教員にも“できる副業のかたち”がある。
私にとっての第一歩は、母の仕事を手伝うという“ゆるい始め方”でした。
これを皆さんに置き換えると、妻・夫の手伝いという形では始められると思います。
世帯収入で考えるととてつもない力ですよね??
【あとがき】
このブログでは、「教員でも、自分らしく生きたい人」に向けて、働き方・副業・心の余白について発信しています。
よかったら、他の記事も読んでみてくださいね。
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